セレクトフィールド
セレクトフィールドは、あらかじめ管理画面で定義した選択肢の中から、任意の値を一つ、または複数選択して入力するためのフィールドです。
商品のサイズ展開(S/M/L)や都道府県など、決まった選択肢の中からデータを分類・属性付けしたい場合に適しています。
データの入稿方法
単一選択の場合(複数選択がOFF)

スキーマ設定で「複数選択」をOFFにしている場合、プルダウン(ドロップダウン)形式で表示されます。
- フィールドをクリックすると、定義済みの選択肢がリストで表示されます。
- リストの中から、該当する項目を一つ選択します。
複数選択の場合(複数選択がON)

スキーマ設定で「複数選択」をONにしている場合、チェックボックス形式で表示されます。
- 定義済みの選択肢が一覧で表示されます。
- 該当する項目のチェックボックスをクリックして選択します。
API、CSVを利用した入稿については以下のドキュメントをご参照ください。

- POST /api/v1/{endpoint}
- https://document.microcms.io/content-api/post-content#hb5011814b9

- コンテンツのCSVインポート
- https://document.microcms.io/manual/csv-import#h2b3036ae9c
制限事項/注意事項
- 設定できる項目数の上限は設けておりません。
- ブログのカテゴリとして利用する場合は、コンテンツ参照フィールドで実装するケースと比較してデメリットがあります。詳細はヘルプ記事「ブログやお知らせに、カテゴリやタグを作成する方法は?」をご参照ください。
- APIレスポンスの配列順は、スキーマでの定義順ではなく、入稿画面で選択した順番となります。
設定項目 | 説明 |
|---|---|
必須項目 | 設定をONにすると入稿時の入力が必須となります。 |
説明文 | 入稿画面に表示する説明文です。 |
選択肢 | 選択肢を項目を追加・編集・削除できます。 |
複数選択 | 複数選択を許可するかどうかを設定します。新規作成時のみ設定可能で、途中からの変更はできません。 |
初期値 | コンテンツを新規作成した際に、デフォルトで選択状態にしておく項目を指定できます。 |
GET APIのレスポンス形式
詳細は以下のドキュメントをご参照ください。

- GET APIのフィールドごとのレスポンス形式
- https://document.microcms.io/content-api/get-api-field-responses#hba92b2a7ca
フロントエンドでの利用方法
セレクトフィールドは複数選択の設定に関わらず常に配列として取得されるため、フロントエンドの実装ではループ処理を用いて選択された項目を表示します。
以下はNext.jsの実装例です。
export default async function Page({ params }) {
const { slug } = await params;
// microCMS JavaScript SDK(https://github.com/microcmsio/microcms-js-sdk)を使用してデータを取得
const data = await client.getListDetail({
endpoint: "blog",
contentId: slug,
});
return (
<main>
{/* selectField はフィールドIDです。実際のフィールドIDに置き換えてください */}
{data.selectField.map((tag, index) => (
<span key={index}>{tag}</span>
))}
</main>
);
}