microCMS MCP Server
Information
本機能の仕様については、予告なく変更される可能性があります。
MCPサーバーは、AI(大規模言語モデル)が外部サービスと連携するためのプロトコルです。
microCMS MCP Serverを使用することで、ClaudeやCursorなどのAIツールから自然言語でmicroCMSのコンテンツ作成・更新が可能になります。
AIが様々な機能を利用できるようにする「窓口」のような存在です。
利用例
コンテンツの自動生成・校正
ClaudeやCursorなどのサービスを利用して、適切なコンテンツを自動生成できます。
既存コンテンツに対しては、誤字脱字などの修正を指示できます。
- 入力例:「次のURLを読んで、ユーザー向けのお知らせを300文字程度で作成して」
情報の一括更新
自然言語でAPIを横断した操作が可能なため、特定のテキストを一括置換する際などに便利です。
- 入力例:「すべてのAPIのコンテンツに対して、XXXをYYYに置換して」
多言語展開
LLMを介して既存コンテンツを取得し、多言語翻訳できます。
- 入力例:「この日本語記事を英語と中国語に翻訳して、コンテンツを作成して」
Information
詳細な利用イメージについては、リリースブログ「microCMSのMCPサーバーをリリースしました」をご覧ください。
利用可能なツール
microCMS MCP Serverで利用可能なツール(MCPサーバーが提供する機能や操作の単位)と、各ツールに対応するAPIです。
ツール名 | API種別 | API |
|---|---|---|
microcms_get_list | コンテンツAPI | |
microcms_get_content | ||
microcms_create_content_published | ||
microcms_create_content_draft | ||
microcms_update_content_published | ||
microcms_update_content_draft | ||
microcms_patch_content | ||
microcms_delete_content | ||
microcms_get_media | マネジメントAPI | |
microcms_upload_media | ||
microcms_get_api_info |
設定
microCMS側の設定
microCMS MCP Serverで利用するサービスのサービス名とAPIキーを取得します。
APIキーには、利用したいツールに対応するAPIが実行できる権限を付与してください。
Information
microCMS MCP Serverのすべての機能を利用する場合は、APIキーに幅広い権限を付与する必要があります。
本番環境で使用中のAPIキーとは別に、AI操作専用のAPIキーを作成することを推奨します。
Information
microCMS MCP Serverを利用するには、クライアント側にNode.jsがインストールされている必要があります。
Claude Desktop
- リリースページから最新の
microcms-mcp-server.mcpbをダウンロードします。 - ダウンロードしたmcpbファイルをダブルクリックで開き、インストールします。
- サービスIDとAPIキーを設定します。
Claude Code
以下のコマンドを実行します。
claude mcp add microcms -- npx -y microcms-mcp-serverVSCode
- MCPサーバーを利用したいワークスペースで
.vscode/mcp.jsonを作成します。 - 作成したファイルに以下の内容を記載し、保存します。
<MICROCMS_SERVICE_ID>と<MICROCMS_API_KEY>は、ご自身のサービスIDとAPIキーに置換してください。
{
"servers": {
"microcms": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"microcms-mcp-server@latest",
"--service-id", "<MICROCMS_SERVICE_ID>",
"--api-key", "<MICROCMS_API_KEY>"
]
}
}
}Cursor
- MCPサーバーを利用したいワークスペースで
.cursor/mcp.jsonを作成します。 - 作成したファイルに以下の内容を記載し、保存します。
<MICROCMS_SERVICE_ID>と<MICROCMS_API_KEY>は、ご自身のサービスIDとAPIキーに置換してください。
{
"mcpServers": {
"microcms": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"microcms-mcp-server@latest",
"--service-id", "<MICROCMS_SERVICE_ID>",
"--api-key", "<MICROCMS_API_KEY>"
]
}
}
}3. 「Cursor Settings > Tools & MCP」で、microCMS MCP Serverを有効化します。
制限事項
- リスト形式のAPIのみ対応しています。
- レートリミットやアップロードできる画像のサイズ制限(5MB)など、コンテンツAPIおよびマネジメントAPIの制限が適用されます。制限の内容については、制限事項/注意事項をご覧ください。