AIレビュー
AIレビューは、microCMS上で作成したコンテンツに対してAIが自動でレビューを行い、修正案やフィードバックをコメント形式で提示する機能です。公開前のレビュー工数削減および、コンテンツの品質向上に貢献します。
Information
本ページではAIレビューに特化した説明を行っています。コンテンツ運用における一般的なレビューの基本操作については、レビュー機能のマニュアルをご確認ください。
Information
AIレビューは、Teamプラン、Businessプラン、Enterpriseプランのお客様にご利用いただける機能です。
プランごとに利用できる機能については、料金プランページをご覧ください。
ご利用前の確認事項
AIレビューをご利用いただくにあたって、以下の条件が前提となります。
- 本機能を利用するには、法務的な観点から「AI機能に関する規約」への同意、および機能の有効化が事前に必要です。
- 本機能は「公開レビュー」のみが対象となります。「公開終了レビュー」ではご利用いただけません。
機能の詳細
レビュー詳細画面にて、事前に設定した「AIレビュアー」をアサインすることで、AIがコンテンツの内容を読み取り、レビューコメント欄にフィードバックを記載します。
人間のレビュアーとの主な違い
承認や公開の操作は不可
AIレビューにおいて、AIが行うのは「レビューにコメントを残すこと」のみです。AI自身が「承認して公開」などのステータス変更を行うことはできないため、最終的な承認および公開作業は、通常のフローと同様に人間のメンバーが行う必要があります。
通知について
AIレビュアーが処理を完了しコメントを追加した際、メール等での個別の通知は行われません。画面上で処理状況をご確認ください。
個別のレビュアー解除(削除)は不可
人間のレビュアーはレビュー詳細画面の[×]ボタンからアサインを外すことができますが、AIレビュアーは一度アサインされると、個別のレビュー詳細画面からアサインを解除することはできません。
レビュー対象となるフィールド
AIレビューを実行すると、該当コンテンツに含まれるすべてのフィールド(テキストフィールド、リッチエディタ、繰り返しフィールドなど)のテキスト情報がAIに読み込まれ、レビューの対象となります。
現在の仕様では、特定のフィールドのみをレビュー対象に指定したり、除外したりすることはできません。
Information
「公開中かつ下書き中」から「公開」への申請時は、変更内容を中心にレビューされます。
1. AI機能の有効化
初回のみ、AI機能自体の有効化が必要です。
Information
下記の操作は「管理者」権限を持つメンバーのみ可能です(無効化時も同様)。
- サイドメニューの「サービス設定 > AI設定 > 利用設定」を開きます。
- 「『AI機能に関する規約』に同意します」にチェックを入れます。
- [AI機能を有効にする]のトグルをオンにします。
- 適用対象の[AIレビュー]のトグルをオンにして、[変更する]を押し、保存します。

Information
- 現在ご提供しているAI機能は「AIレビュー」のみとなります。
- 「AI機能を有効にする」 がオフに設定されている間は、microCMS上のコンテンツデータが外部のAIプロバイダへ送信されることは一切ありません。
2. AIレビュアーの追加と設定
用途や対象APIに合わせて、AIレビュアーを追加・編集します。
Information
下記の操作は「管理者」権限を持つメンバーのみ可能です。
1. サイドメニューの「レビュー」を開き、画面右上の[レビュー設定]を開きます。
2. 「AIレビュアー」セクションで[追加]ボタンを押し、AIレビュアーを追加します。
3. テンプレートの選択、または新規作成を行います。
AIレビュアーは、あらかじめ用意された「テンプレート」から作成するか、「新規作成」でゼロから作成するかを選択できます。
テンプレートから作成する場合は、用途に合わせた指示(プロンプト)がベースとして入力されているため、運用に合わせて自由に調整して設定することが可能です。
テンプレート
あらかじめ用意された指示(プロンプト)をベースに作成します。
- 標準: バランスの取れた総合的なレビューを行うためのプロンプトが設定されています。
- リスクチェック: 誤解や批判を招く表現リスクを検知するためのプロンプトが設定されています。
- 内容重視: 情報の正確性や一貫性を確認するためのプロンプトが設定されています。
- 表現重視: トーンや言葉遣いの適切さを確認するためのプロンプトが設定されています。
新規作成
- カスタムレビュアー: 指示内容が空の状態から、用途に合わせたAIレビュアーをゼロから作成します。
4. AIレビュアーの詳細設定を開きます。
テンプレート、またはカスタムレビュアーを選択すると、詳細設定画面が開きます。
以下の項目を設定し、完了したら[追加]ボタンで保存してください。
設定項目 | 説明 | 設定値の例 |
レビュアー名 | レビュアーの名称を20文字以内で設定します(必須)。 | リーガルチェック、誤字脱字確認 |
指示(プロンプト) | AIレビュアーがどのような観点でレビューするかを具体的に記述します(必須)。 | 「表記揺れがないか確認してください」など |
レビュー対象 | AIレビュアーを利用可能にする対象のAPIを指定します(必須)。 | 全てのコンテンツAPI、または一部のコンテンツAPI(複数選択可) |
自動レビュー | 「ON」にした場合、新規のレビュー申請時だけでなく、再申請時にも自動でこのレビュアーが設定されレビューが実行されます。 | OFF / ON |
3. AIレビューの実行と運用
設定完了後、以下のような運用が可能です。
手動実行
レビュー詳細画面で、任意のタイミングでAIレビュアーをアサインしてレビューを実行します。
自動実行
レビュー設定で「自動レビュー」をONにしている場合、レビュー申請時、および再申請時に、設定したAIレビュアーが自動でアサインされ、即座にレビューが実行されます。
再レビューの依頼
コンテンツを修正した後は、AIレビュアーの横にあるアイコンから再レビューを依頼することができます。再レビュー時は、過去のレビューコメントややりとりのコンテキスト(文脈)は引き継がれません。常に、その時点の最新のコンテンツ内容に対して新規のレビューとして実行され、新たなコメントが追加されます。
AIレビュアーのコメント削除
AIレビュアーが投稿したコメントは、通常のメンバーが残したコメントと同様に、レビュー詳細画面から手動で削除することが可能です。不要になったフィードバックなどを画面上から整理したい場合にご活用ください。
AIレビューのキャンセル
実行中のAIレビューは、処理が完了する前であれば[キャンセル]ボタンを押すことで途中でキャンセルできます。誤って実行してしまった場合などにご活用ください。
Information
キャンセル機能をご利用の際は、以下の点にご注意ください。
- キャンセルのタイミングについて: AI側の処理の進行状況によっては、キャンセル操作が間に合わず、そのままレビューコメントが投稿されてしまう場合があります。
- AIクレジットの消費について: キャンセルが正常に完了した場合であっても、キャンセルを実行した時点での処理の進行状況によっては、AIクレジットが消費されることがあります。あらかじめご了承ください。
4. 設定の無効化(オフ)について
AIクレジットの上限超過を防ぐためなど、一時的にAIレビューをオフにしたい場合は、いつでも設定を無効化できます。すでにAIレビュアーを作成済みであっても操作可能です。
「AIレビュー」を無効化すると、レビュー詳細画面のレビュアー一覧からAIレビュアーが非表示となり、新規実行や再レビューがされなくなります。
AIクレジットについて
AIレビューをはじめとするAI機能の利用には、毎月サービスごとに付与される「AIクレジット」を消費します。プランごとの利用上限(クレジット数)については、料金プランページをご覧ください。
AIクレジットの確認方法
現在の利用状況や上限数は、管理画面の「サービス設定 > データログ > AIクレジット」から確認できます。
Information
- リセットのタイミング: AIクレジットは月を跨ぐタイミング(UTC基準)で毎月リセットされます。
- クレジットの超過について: 利用されるクレジット数はAIによる処理が完了するまで予測が不可能です。そのため、残量が上限間際で実行した場合、上限を超過して消費されるケースがあります(エラーにはならず超過数値がそのまま表示されます)。
- 追加購入: 現在のところ、クレジットの追加購入はできません。
制限/注意事項
権限に関する注意事項
AIレビューに関連する操作には、以下の権限が必要です。
「管理者」権限が必要な操作
- レビュー設定画面の表示
- AIレビュアーの追加、編集、削除
「レビュー」の編集権限にて「承認 + 編集・コメント」以上が必要な操作
- AIレビューコメントの削除
「レビュー」の編集権限にて「編集・コメントのみ」以上が必要な操作
- レビュー画面でのAIレビュアーのアサイン(手動実行)、および再レビューの実行
Information
手動でAIレビューを実行(または再レビュー)するには、上記のレビュー権限に加えて、「レビュー対象となるコンテンツに関するすべての読み取り権限」を持っている必要があります。
参照先のコンテンツや画像データなど、対象コンテンツ内に一部でもご自身に読み取り権限のないデータが含まれている場合、手動でのAIレビューの実行(または再レビュー)はできません。
※なお、レビュー設定で「自動レビュー」をONにしている場合の自動実行はシステムによる実行となるため、操作者の権限に関わらず実行可能です。
複数環境での取り扱い
AIレビューは、環境(本番・開発など)ごとに独立して利用可能ですが、以下の点にご注意ください。
- 「AI機能の有効化」の設定状態は、本番環境の設定がサービス全体に適用されます。
- 「AIレビュアー」の設定は環境ごとに保持されます。新しい環境を作成した際、親環境のAIレビュアー設定はコピーされません。
- 複数環境で消費したAIクレジットは、すべて親環境側に集計されます。
その他の注意点
- 対象プランからHobbyプランへダウングレードした場合、既存のAIレビュアーは非表示となり、新規実行や再レビューはできなくなります。
- 設定したAIレビュアーが後から削除されたり、対象APIから外れたりした場合、すでに実行済みのレビュー詳細画面では「削除済みのAIレビュアー」として扱われ、再レビューは実行できなくなります。
よくある質問
Q. AIレビューを利用するのにオプション料金などの追加費用はかかりますか?
A. いいえ、対象プラン(Team、Business、Enterpriseプラン)をご利用中のお客様であれば、追加のオプション料金なしでご利用いただけます。
Q. レビュー対象としたコンテンツのデータは、AIのモデル学習に利用されますか?
A. いいえ、お客様のデータがAIの学習に利用されることは一切ございません。機密情報や公開前のコンテンツにも安心してご利用いただけます。
Q. AIレビューで使用されているAIモデルは何ですか?自分で変更はできますか?
A. 現在は、OpenAI社の「GPT-5 mini」を採用しております。お客様ご自身でのモデル変更は現在のところできません。
なお、今後より質の高いレビュー体験を提供するため、採用するAIモデルは予告なくアップデート・変更される場合がございます。
Q. 1回のレビューあたりに消費するAIクレジットの量はどのくらいですか?
A. 1回のレビューで消費するクレジット数は、レビュー対象となるコンテンツの量、カスタムした指示(プロンプト)の内容、および出力される文字数によって変動しますが、平均して7クレジット程度を目安として想定しています。なお、処理が完了するまで正確な消費量の予測はできかねますので、あらかじめご了承ください。
Q. コンテンツに含まれる画像のaltテキスト(代替テキスト)もレビュー対象になりますか?
A. はい、対象となります。AIレビューでは、コンテンツに含まれるすべてのフィールドのテキスト情報が読み込まれるため、テキストとして入力されているaltテキストについてもレビューが行われます。